今回は、アレルギー性鼻炎についてお話ししましょう。
 風邪でもないのに鼻がムズムズして、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。時には、目までがクシャクシャ涙目になって悩まされている人はいませんか。これらの症状があれば、アレルギー性鼻炎だと思われます。
 原因としては家のじゅうたんや畳、お子さまの大事なぬいぐるみなどにいるダニ。季節によって発作が超こる人は、スギ花粉、ブタクサ花粉、稲花粉などがあります。花粉によって、発作の起きる時期が異なります。これらの異物が、鼻の粘膜に何度か付着を繰り返しているうちに、人によってはアレルギー反応を起こして発作が現れるのです。
 東洋医学的に考えてみると、体はダニや花粉などの異物(邪気=じゃき)が体内に入るのを阻止しようと戦います(正気=せいき)。この戦い(正邪闘争)で、体が負けるとアレルギー性鼻炎になるのです。こんな時に登場するつぼは印堂(いんどう)・晴明(せいめい)・迎香(げいこう)・承山(しょうざん)と鼻の穴の中にあるつぼを使います。
 印堂はまゆ毛とまゆ毛の間にあります。晴明は鼻を挟んで目の内側のくぼみにあります。迎香は小鼻の両脇にあります。承山はふくらはぎにあり、アキレスけんの上で筋肉の谷間にあります。もうひとつは鼻柱点で、鼻の中内側の部分です。
 刺激方法ですが、顔面部は鏡を見ながら、つまようじを5本輪ゴムでくくり、軽くつぼをたたいてみてください。鼻の中内側は優しく突いてください。承山はつまようじでも指圧でも良いでしょう。