今回は、肥満について話しましょう。
 男性は中年になると、いつの間にかおなかが出っ張り、女性は手を振ると二の腕がプルプルとはためき、細腰といっていたところがなくなりますね。階段を少し上がるだけで、自分の重さに足が震えてはいませんか。
 肥満は、内臓に脂肪がたまる上半身肥満の「リンゴ型」と、皮下脂肪が付く下半身肥満の「洋梨型」の2つに分類されます。体に悪いのは、リンゴ型でしょう。内臓に脂肪が付き、生活習慣病のがん、高血圧、糖尿病などを引き起こす原因になるからです。
 どうしたらやせられるか。一番は規則正しい生活を心掛けることです。1日3食、ゆっくりと時間をかけて食事を楽しみ、腹八分目に。
 人類は長い歴史の中で飢餓を経験し、食べられる時に食べて脂肪として蓄える性質を身に付けたのです。食物があり過ぎるということは、近年になって初めての体験なのです。ですから飽食に対応できず、食べるほど脂肪が雪だるま状態で付いてしまうのです。
 もう一つは体を動かすこと。毎日体操をしようとか、1時間歩こうなんて言い聞かせても三日坊主になりがちです。それより毎日、小まめに動くことを心掛けましょう。買い物なら、買いだめをしないで毎日行き、駐車場では車をできるだけ遠い所に置く。自転車や徒歩も試みてください。
 肥満に効果的なつぼは、耳にある「胃点(いてん)」「神門(しんもん)」「飢餓貞(きがてん)」です。取り方は図を参考に。
 このつぼに、米粒をテープで張り付けてください。これらは満腹中枢を刺激するので、食事の前に3分間程度、指で押して刺激すると、少しの食べ物で満腹感が得られるようになってきます。決して無理なダイエットだけはやめましょう。