今回は女性にとってつらい月経痛(生理痛)について話しましょう。
 月経は月に1度、子宮内膜がはがれ、「プロスタグランジン」というホルモンが分泌されて子宮収縮が起こり出血、外に排出されます。その時、子宮収縮で腹膜が引っ張られ、月経痛が起こるのです。
 東洋医学的に考えると月経痛の原因は3つあります。1つ目は、ストレスなどで気血の流れが悪くなること。このタイプは体を動かすのが嫌いで、すぐにイライラします。
 2つ目は、冬のミニスカート、生足など外からの冷えや湿気、冷たい物の食べ過ぎ。3つ目は、生まれつき気血が少なく虚弱体質の人。胃腸が弱く疲れやすいのが特徴で、無理なダイエットでも同じ状態が見られます。
 こんな時のつぽは血海(けっかい)、照海(しょうかい)、三陰交(さんいんこう)です。血海は、ひざの皿の一番内側の上端から指3本分上に取ります。照海は内くるぶ心の下のくぼみに、三陰交は内くるぶしから指4本分上にあります。刺激方法はしょうが灸か市販のソフトなお灸を、月経の1週間前ころから毎日1回行ってみてください。
 また、下腹部やおへその真後ろには、体をしんから温めてくれるつぼがあるので、懐炉で温めると楽になります。
 子宮内膜症などが原因の痛みもあるので、痛みが激しい人や量が多い時は、産婦人科を受診した方が良いでしょう。