今回は、夜中に足がほてって寝苦しさを感じている人へ、つぼ療法を紹介しましょう。
 毎日、立ち仕事や中腰での農作業が多いと思いますが、布団に入ってからほてった足を外に出しても、熱くて寝苦しいということはありませんか。こんな時は、お灸を試してみてください。
 足のほてりは、どうして起きるのでしょうか。東洋医学的に考えると、体の調子を整えるために陰と陽の働きがあり、陽は体を温め、陰は体を冷やします。陽には元気の気(代謝エネルギー)が含まれ、陰には血と水(体液)が含まれています。
 この状態を車のエンジンに置き換えてみましょう。ラジエーターの水がなくなると、エンジンが熱を持ち過ぎてオーバーヒートを起こし、故障してしまうのと同じです。体も陰液が減り過ぎて陽気が増え過ぎると「ほてり症」が現れるわけです。この逆は冷え症です。
 つぼは、足の裏にある湧泉(ゆうせん)に「しょうが灸」か、市販されているソフトなお灸を、毎日寝る前に行ってみてください。5本の足の指を内側に曲げると現われる、への字型にくぼんだ所が湧泉です。
 もう一つ、復溜(ふくりゅう)にもお灸か指圧をしてみてください。内くるぶしから、アキレスけんに沿って指3本分の所にあります。
 これであなたもほてり症から解消され、いつの間にか夢の世界ですよ。