今回は、足のだるさに対してのつぼ療法を紹介しましょう。
 実りの秋を迎えて、収穫に忙しい毎日をお過ごしだと思います。不自然な姿勢で長時間、農作業をしなければなりませんね。その結果、さまざまな体の不調が現れるのです。どことなく足がだるく、朝起きても足がすっきりしない−。このような症状は、足にあるつぼ、承山(しょうざん)を刺激して解消しましょう。
 承山は、ふくらはぎのほぼ真ん中、かかとからアキレスけんに沿って上へ触っていくと、筋肉の合わせ目にあります。
 五臓六腑(ろっぷ)の中の膀胱(ぼうこう)につながっているつぼの一つで、足のだるさや疲れ、痛みを取り、体の水分バランスを整えます。背中や腰の張り、痛みにも効果があります。
一日の仕事が終わり、お風呂に入った時、ゆっくり半身浴をしながら、5分間程度、ここを指圧してみてください。
 ちなみに長野の佐久地方の方言で、ふくらはぎは「たーらっぱぎ」と言います。面白いでしょう。皆さんの地方では、どんな呼び方をしていますか? 心臓や肝臓、腎臓疾患からくる異常なむくみの場合は除き、夕方になると足がむくんでだるい時は、つぼ刺激のほかに、ふくらはぎを包み込むように持ち、足首から膝(ひざ)に向かってもみほぐしてください。足がすっきりしますよ。