今回は、目の疲れを取るつぼ療法をお話しましょう。
 現代社会では、目を使うことが多いですね。一日中、パソコンとにらめっこといういる人もいるでしょう。農作業でも朝早くからの作業で疲労が蓄積された上に精神的ストレスが加わると、目の疲れやしょぼしよぼ感、ドライアイや充血、目の奥の痛みなどを引き起こすことがあるのです。
 東洋医学的にみると、五臓六腑(ごぞうろっぷ)の中で目に関係あるのは肝なのです。肝には血液の流れをコントロールし、ストレスを一手に引き受け、筋肉と目を養う働きがあります。
 そこで上手につぼを刺激して目の疲れを取りましょう。つぼは晴明(せいめい)と光明(こうめい)を使います。
 晴明は、目頭の内側中央のくぼみにあります。光明は外くるぶしとひざの外側の下の骨のふくらみ(俳骨頭=ひこっとう)を結んだ中央の点より、指2本分下に取ります。
 刺激方法は、晴明は親指と人さし指で鼻の根元をつまんでゆっくりもみほぐしてください。光明は、指圧でもしょうが灸でも良いでしょう。
 仕事の合間に目を閉じて5分程度指圧してみてください、目がすっきりするでしょう。ただ、指で眼球を強く圧迫することはやめましょう。角膜や網膜に悪い影響を与えることも考えられます。
 また、目の前を黒い点が飛び回ることがありますね。これは飛蚊(ひぶん)症と言ってほとんど心配ありませんが、稲妻状の光が見えたり眼球が激しく痛くなったりする時は、眼圧が上がっていたり網膜に異常があることが考えられますので眼科を受診してください。