さて今回は下痢についてお話しましょう。ひと口に下痢といってもいろいろなタイプがあります。大きく分けて、過度の飲食からくるもの、脾胃(ひい)虚弱からくるものに分けられます。脾胃は消化器を指します。
 それではまず、前者の飲食不摂生タイプからやっていきましょう。
 例えば、およばれしてついお酒を飲み過ぎたとか、幸い料理など刺激の強いものを食べ過ぎた時など、次の日下痢をしてしまう人がいるかと思います。
 お酒を飲み過ぎる、これは胃腸にとって過剰な水分摂取になるわけです。食べ過ぎの場合、負担が大きくなった胃腸はどうなりますか? そう、オーバーヒートしますね。刺激物も過剰な熱を生む原因です。
 そんな時に活躍するつぼが裏内庭(うらないてい)です。これは足の2番目の指腹にインクをつけて、その指を曲げたときインクが足の裏に付くところにあります。
 このつぼは胃腸にこもった湿熱を取ると言われています。ここにはお灸(きゅう)がよいでしょう。できれば米粒の半分程度にもぐさをひねり、線香で火をつけてください。皮膚が比較的厚いところなので熱さを感じるまで何回も据えましょう。できない場合は、しょうが灸か、ソフトなお灸でも良いでしょう。