今回は梅雨時期、体が重だるい、疲れやすくどことなくしゃきっとしない、というような症状の人が元気になる方法をお話ししましょう。
 前回も触れましたが、体にとって湿気はさまざまな症状を引き起こします。読者の中には明日は雨が降るらしい、と天気予報ができる人が多いと思います。こんな時はだるさで動作が鈍くなって仕事がはかどらず、気持ちも落ちこんでしまいますね。
 これは湿気が体に入り込み、水の流れを悪くするためです。体の重だるさを引き起こし、さらにおなかや胸でも水の流れが悪くなるため、食欲不振や精神的落ち込みが出現すると考えられます。
 こんな時に登場するつぼは足三里、中封(ちゅうほう)、外関(がいかん)です。
 足三里は胃腸を整え、元気の気を高めてくれます。中封と外関は体の水を流し、不必要な水をさばいて尿として排出します。
 足三里はおなじみですが、ひざのお皿に親指を直角におき、中指が当たる所で押すと痛気持ちいい感じがします。中封は内くるぶしの前のへこんだ所に取ります。外聞は手の甲側で、手首のしわから指3本分の所にあります。
 1日1〜2回それぞれのつぼに、しょうが灸を行ってください。ショウガは3〜4mmにスライス、その上に親指の頭程度のもぐさをのせ、火を付けます。これで体の余分な水をさばくことができ、元気が出て来ますよ。