今回は、慢性ひざ痛についてお話しましょう。
 若いころ、バレーボールやスキーなどでひざを痛めた人も多いでしょう。ほとんどが靭帯(じんたい)や半月板を傷つけてしまい、手術をした人もいると思います。
 若いときは回復力もあり、短期間の治療でほとんどが治ってしまうようですが、年齢を重ねると治りにくくなってきます。筋力の低下、骨の変形が慢性疼痛(とうつう)を引き起こすのです。
 どうして慢性のひざ痛が起きるのか。私たちは仕事で長時間無理な姿勢を取ったり、痛みがあったりしても痛み止めの薬を飲みながらだましだまし仕事を続けます。
 体は傷ついた骨などを修復させようと頑張りますが、骨の老化や筋力低下などによって関節の不安定性が起き、体重が直接、関節面を圧迫。そのため必要なところの骨の修復ができず、その周囲に角状の骨(化骨)が形成され、痛みの原因の一つになるのです。
 痛みがある時は、休息を取ったり、おきゅうをしたりしていたわってください。楽になってきたらひざの周囲の筋力を高める体操を始めてください。
 おきゅうのつぽは「曲泉(きょくせん)」。ひざを曲げ、内側のしわの先端付近を押してみてください。痛い場所があります。もう1つは「膝上二穴(しっじょうにけつ)」。ひざのお皿の上、両端にあります。
 おきゅうは毎日1回行ってください。お風呂の前後1時間以上と、熱感やはれているときは避けてください。