今回は腰痛を取り上げましょう。人類は2足歩行を始めてから、腰痛に悩まされてきました。4足歩行では起こりにくいのですがダックスフントだけは例外で、腰痛になるようです。
 東洋医学で腰は腎の府といわれ、「肝腎要」という表現から分かるように大切な部位なのです。
 腰痛を起こす原因はたくさん考えられます。慢性腰痛でよく耳にする病名には「骨粗しょう症」「変形性腰椎(ようつい)症」「すべり症」がありますし、急性腰痛には「ぎっくり腰」「腰椎椎間板(ついかんばん)ヘルニア」などがあります。
 慢性腰痛に関係するのが、五臓六腑(ごぞうろっぷ)の中の腎。
腎を強くし腰痛を取るつぼは腎愈(じんゆ)と、その少し下にある大腸愈(ゆ)です。
 腎愈は、へそに高さで、第2・第3腰椎間の背骨から指2本分外側に取ります。大腸愈は、骨盤(腰骨)の上を結んだ線上にあり、同じく背骨より指2本分のところにあります。
 親指でゆっくり押して5秒程度とどめ、ゆっくり力を抜いていくと気持ちが良くなります。これを何回か続けてください。市販されているおきゅうも良いでしょう。もう1つのつぼは、ぎっくり腰などの急性腰痛に。手の甲にあるつぼで腰腿(ようたい)点といい、2カ所あります。人さし指と中指、薬指と小指のそれぞれの背の交わるところに取ります。
 腰腿点は指で刺激をしながら、ゆっくり腰を回してください。痛みが楽になります。