東洋医学は、古代中国から数千年の歴史をもつ医学です。大自然の営みを大宇宙とし、人体を小宇宙として位置付け、体を構成するものとして、気、血、水があります。気は、生命の源で、生まれてくる時に、両親からもらう先天の気と、その後、飲食から得る後天の気、そして呼吸をして空気から得る宗気(そうき)があり、この3つの気を撹拝(かくはん)して、静かに全員を回っていると考えられています。そしてこの力で、血、水を体のすみずみまで送っているのです。
 気、血、水が、スムーズに流れていれば健康なのですが、逆にどこかで、気、血が滞ると痛みや病気になるのです。
 病気の原因としては、このほかにも気、血、水が、増え過ぎても減り過ぎても起こることがあります。
 中国には昔から、「未病を治すlという言葉があります。病気になる前に、体の変化をキャッチして、早めに治療を行い、病気を防ぐことを言います。
 「元気のつぽ」シリーズでは、つぼに焦点を当てながら、時には気功療法・薬膳(やくぜん)なども取り入れ、健康維持やさまざまな症状を軽減させるためのやり方を、分かりやすく進めたいと思っています。