訪問看護

地域ケア科

地域ケア科は訪問診療を中心に活動するほか、訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所、宅老所、地域包括支援センターの運営支援をしています。

がんや難病の方など医療依存度の高い方でもご本人・ご家族の「自宅で過ごしたい」「自宅で過ごさせたい」思いに寄り添い、その人らしい生活が送れるような看護・介護を心がけています。また、安心して在宅生活を送れるように、訪問診療・訪問看護は24時間体制です。

入退院に際しては、地域の事業所や病院と連携を密に行い、継続した看護・介護ができるようにしています。

 

佐久総合病院訪問看護ステーション

本院に隣接する佐久総合病院訪問看護ステーションは、平成7年4月に「訪問看護ステーションうすだ」として開設しました。平成28年11月に、機能強化型の訪問看護ステーションとして、佐久市内の「訪問看護ステーションのざわ」「あさしな」「ひらね」をサテライト化しました。大規模な訪問看護ステーションのまとめ役としての役割も担っています。 対象者は小児から超高齢者まで幅広く、利用者・家族がその人らしく過ごし、望む生活を実現できるよう、信頼関係を築き寄り添っています。訪問対象地区は佐久市臼田地区・一部野沢地区を担当し、2チームに分かれて活動しています。その中で私たちは、人生の先輩である利用者から、たくさんのことを学ばせていただいています。職場では、利用者・ご家族の思いを共有し、賑やかなコミュニケーションを図っています。看護学生や医学生などの実習も多く、活気溢れる職場です。

 

移行期サテライト

令和元年9月、佐久医療センター内に設置しました。急性期病院での入退院支援を中心に行うサテライトです。病気・療養のみでなく、人生の「移行期」を在宅で安心して過ごせるような支援を行なっています。

 

のざわ・あさしなサテライト

のざわサテライトとあさしなサテライトは、令和元年9月にJA佐久浅間岸野支所に移転しまし、「のざわ・あさしなサテライト」となりました。「利用者、ご家族に寄り添う看護」をモットーとして活動しています。健康の保持・増進や安らかな最期を過ごせるよう支援しています。浅間山が美しく望め自然が豊かで気持ちよく訪問ができます。

ひらねサテライト

ひらねサテライトは平成25年7月、佐久総合病院6カ所目の「訪問看護ステーションひらね」としてJA佐久浅間平根支所に開所しました。平成28年にひらねサテライトとなりました。訪問対象地区は佐久市浅間地区・一部中込地区・一部御代田町を担当しています。

 

マスコットキャラクター「ひらねちゃん」

 

 

ステーション「ひらね」 マスコットキャラクターのひらねちゃん。

佐久市平尾の桃をイメージしました。

訪問看護ステーション やちほ

訪問看護ステーションやちほは、平成8年に開設されました。自然が豊かで空気や水・食べ物が美味しい佐久穂町の中にあります。北に八ヶ岳・南に浅間山が望めるほか、周囲の山々もとてもきれいです。

当ステーションには、居宅介護支援事業所も併設されています。

訪問対象地区は、佐久穂町です。この地に暮らす皆さんは、とても温かく私たちを受け入れてくださり、毎日楽しく訪問させていただいています。 利用者やご家族の皆さんの思いに寄り添い、心のこもった温かい看護を目指してスタッフ一同頑張っています。

訪問看護ステーション こうみ

南佐久郡南部地区に位置する佐久総合病院小海診療所と併設された訪問看護ステーションです。訪問対象地区は小海町・南相木村・北相木村、一部南牧村・川上村です。「いつでもどこでも」をモットーにしています。精神科訪問看護も行なっています。平成24年から看護師の「受け持ち制」を導入しより責任を持った継続看護を行なっています。

 

やちほの家(宅老所)

宅老所やちほの家(うち)は平成16年12月 町村合併の前年に民家をお借りして、厚生連初の宅老所として旧八千穂村に誕生しました。

住み慣れた地元で、なじみの仲間と入浴したり、畑仕事をしたり、昔取った杵柄を活かして料理をしたりと、それぞれができることを皆で助け合い、行なっています。自産自消の昼食は、とてもおいしく、スタッフも一緒に食卓を囲んで、元気まで頂いています。もう一つの家族として「やりがい」「生きがい」理想の「老いがい」をともに求めて、大自然に育まれた人情と土地柄に支えられて育ててもらっています。

佐久総合病院 居宅支援事業所

佐久総合病院 居宅介護支援事業所(通称・介護支援室)は介護を必要とする人と福祉・医療・保健のサービスを結ぶ「架け橋」となれるよう日々努力しています。介護の問題を抱えている方や身体機能の弱った方など生活の一番大変なとき、苦しい時に出会い利用者、ご家族とともに未来に向け歩んでいけるよう頑張っています。長年暮らしてこられた地域でその人らしい生活が送れるような地域づくりもできるよう仕事をしています。

佐久総合病院ケアマネジメントセンター

佐久総合病院ケアマネジメントセンターは、JA佐久浅間旧野沢支所より、令和元年9月にJA佐久浅間岸野支所に移転いたしました。それと同時に、あさしなサテライトの居宅介護支援事業所と統合しました。

利用者が、自分らしい暮らしができるように、自立支援に向けたお手伝いをしています。看護師・社会福祉士・介護福祉士の多職種が、幅広いサービスに繋げています。緊急の場合にも、常時の対応で安心して暮らせるように、医療や介護と連携しています。「家って、いいな」 そんな思いに寄り添えるような事業所を目指しています。

臼田地域包括支援センタ-

臼田地域包括支援センタ-は、佐久市に6カ所あるセンタ-のひとつで、佐久市から佐久総合病院が受託・運営をしています。

地域包括支援センタ-は、高齢者が住みなれた地域で、その人らしい生活が続けられるよう、保健・医療・福祉に関するさまざまな問題を切れ目なく、包括的に支援する身近な相談窓口となっています。保健師・社会福祉士・主任介護支援専員が配置されているので、専門性を活かし連携をとりながら業務を行なっています。

 

佐久穂地域包括支援センタ-

佐久穂へは、保健師・社会福祉士が出向をしています。