理学療法科・作業療法科・言語療法科

特色

急性期を中心としたリハビリテーションを実施しています。佐久医療センターでは4つのセンターに機能分化され、専門的な治療が提供されています。それに伴い、リハビリテーションも各疾患別に、より専門的に実施しています。入院後、集中治療室やベッドサイドで早期から介入し、早期離床による機能回復と早期退院を目指しています。
佐久医療センターでの急性期治療が終了しリハビリが必要な方は、居住地周辺病院への紹介、佐久総合病院本院のリハビリ専門病棟(回復期リハビリ病棟)への転院等十分にリハビリテーションが実施できるよう引き継いでいます。リハビリテーションも佐久周辺地域の病院、施設と連携し地域完結型医療をすすめていきます。

理学療法科

理学療法とは病気、けがなどによって身体の運動機能が低下した状態にある方々に対し、医師の指示のもと基本動作(寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、歩くなど)の獲得を目的に運動療法や、電気・温熱・光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。人がおこなう基本的な動きを安全にかつ効率的に遂行できるように支援する療法ともいえます。

業務

入院・外来

365日体制。手術前は必要に応じて外来・入院にて開始。必要度に応じて手術翌日から介入しています。脳卒中も発症翌日より開始しています。外来は心臓リハビリテーション、整形外科領域を中心に実施。
ひと月当たり述べ3,400名の方に実施しています。1年で約2,000件のオーダーがありその内9割が入院となります。対象となる方は整形外科疾患・心臓血管疾患・脳血管疾患・がん疾患およびそれに関わる手術前後・全身状態低下による廃用症候群・小児疾患・その他神経難病等の神経筋疾患や切断などです。

スタッフ

理学療法士24名

作業療法科

作業療法とは、身体や精神に障害をもった方に対し、諸機能の回復・維持及び開発を促す「作業活動」を用いて、治療・指導及び援助を行う療法です。
作業療法では、身の回り動作(食事や着替え、トイレ動作など)や、家事動作(調理や洗濯など)、さらに家庭復帰や社会復帰に必要な様々な機能の再獲得を目指します。また復帰する環境を、障害を持ちながら生活しやすいように整えていくことも作業療法の大切な分野です。

業務

ひと月当たり延べ1,800名の方に作業療法を実施しています(入院1,600人、外来200人)。脳卒中による後遺症や脊髄損傷、手術後に筋力や体力の低下された方、手や腕を障害された方々を対象に実施しています。また、高次脳機能障害という記憶力や注意力の障害がある方への介入にも取り組んでいます。1年間で約990件のオーダーがあります。

スタッフ

作業療法士 11名

言語療法科

言語療法とは言語機能、音声機能、摂食嚥下機能または聴覚に障害がある方にその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことです。

業務

当院で対象となる主な障害としては、小児は新生児期の哺乳障害、乳幼児期の摂食嚥下障害、器質性構音障害です。成人は摂食嚥下障害、失語症を含めた高次脳機能障害(注意障害・記憶障害・遂行機能障害・社会的行動障害)、構音障害で、いずれも入院患者さんのみ対象となります。
1年間で約390件の処方があり、実施件数はひと月あたり述べ600名です。内訳は成人の摂食嚥下障害が約8割を占めており、患者さんの持つさまざまなニードに対し、主治医、リハビリ科医師、理学療法士、作業療法士、摂食嚥下障害看護認定看護師、看護師、管理栄養士、歯科衛生士とともに多職種でのアプローチを行っています。
退院や退院後も言語聴覚療法が必要な患者様には、切れ目のないリハビリテーションが安心して受けられるよう地域の病院と連携を図っています。 

スタッフ

言語聴覚士3名