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 信州ドクターヘリが運航開始され、5年目を迎えました。今回は、ICU(ドクターヘリ)スタッフに「ドクターヘリからの学び」についてインタビューをしてみましたので報告します。

患者さん、ご家族への対応面
○救急搬送されてくる患者(外傷患者)さんの対応について学べている。
○受傷・発症されたばかりの患者さんに付き添う家族対応の重要性について学べている。
医療状況・技術面
○長野県内の医療事情について知った。医療過疎の現状。
○他の病院のレベルを知った。
○現場は「体力」勝負だ。
○現場に出ていくことの責任の重さ。看護師は自分一人。自分に足りないことは何なのか、責任を果たすために必要なことは何か。現場に行くたびに反省があり、それが学びとなる。
スタッフ間等の連携面
○あらゆる部門との連携がうまくいったときにはじめて、ドクターヘリが意味を持つ。
○一人の患者さんを救うためにどれほど多くの人が関わっているのか、現場に出てはじめて知った。
○最も敬意をはらうべきは「救急隊」だ。彼らなくしてドクターヘリは成り立たない。
○ドクターヘリが患者さんを救うのではなく、携わる全ての人の協働が人を救う。
○ドクターヘリに携わる一人として、自分に責任を持って行こう。
その他
○空からの長野県の地形を知った。本当に広い。
○スポーツは、「死」と隣り合わせだ。スノーボードするときには、「メット」が必須です。


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